兄ぃと呼ばれて

~セカンド・シーズン

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塒入り後、正味2か月で換羽の90%以上が完了か?

昨日でオオタカ・佐助が塒入りしてちょうど2か月が過ぎました。

7月上旬に換羽が始まり、その後も順調に換羽が進み昨日で8月も終わり、ちょうど塒入りから2か月が終了したところです。

これまでの換羽の状況を分析してみると、尾羽は既に古い羽は全部抜け落ちて新しい羽が生えてきています。6本は完全に伸び切っていますが残りの6本の羽が現在も伸びてきており、一番短い羽ではまだ5cmほど伸びた程度です。

風切り羽に関しては、初列はすべて抜け落ちて完了しているものの、次列および3列の風切り羽にはまだ片側当たり4枚ほど古い羽が残っています。
胸の羽毛に関してはほぼ新しい羽毛に向け変わっており、足のすね毛も完了しています。

この調子でいけば、9月末までには今残っているすべての風切り羽が抜け切るのではないかと思われます。
こうして計算してみると9月一杯餌を与え、状況によっては10月の初め又は遅くとも初旬には「詰め」を開始することが出来るのではないかと思われます。

先のオオタカ・疾風は個体が小さいながらも最大で2週間の「詰め」を要したところですが、今回の佐助は疾風よりは一回り体が大きいことから最低でも2週間以上の詰めが必要と思われますが、疾風は網懸け、佐助はインプリントということを考えれば、佐助はそれほどぎりぎり一杯まで詰める必要がないようにも感じられます。
換羽がほぼ完了の佐助

以前に藤田店長から聞いたことがありますが、「網懸けのオオタカは自分で餌を獲り生きていかなければならないため塒の換羽に時間がかかるものの、インプリントは生まれた時から人間に餌をもらっているため餌の捕獲の心配がなく、このため塒の期間が網懸けよりは当然短くなる」とのことでした。

この調子でいけば、当初の予定では10月下旬に詰めを開始して11月上旬にフライトをと考えていましたが、今では10月初旬に詰めを開始して10月中旬にはフライトが出来るのではないかと思えてなりません。

佐助は塒入りを押えて6月一杯まで飛ばしていたこともありますが、インプリントでは正味3か月で塒が完了するようです。

今は毎日ウズラ1羽の餌を与えても全部食べ切ることはなく、3分の1か4分の1は餌を残して下に落としてしまいます。

こんなこともあり、昨日からは餌を減らしてウズラ半身づつを与えていますが、いずれにしても状況を見てウズラの量を加減していこうと思っています。

近くの河川に居付きの白鳥が飛来して!

今はオオタカ・佐助が塒中のために据えて散歩することが出来ないため、健康増進も兼ねて晴れた日の夕方涼しい時間帯に近くの河川まで散歩をしています。

数日前にその河川に行くと、橋の袂の水深の深い所に2羽の白鳥が泳いでいて岸辺の草を啄ばんでいました。
この河川には数年前から飛来していますが、今年は見る機会が多く、3~4回に一回は白鳥を見かけています。

白鳥は本来渡り鳥であり、冬場には遠いシベリア方面から比較的暖かい日本に飛来して冬季を過ごし、また暖かくなった春先にシベリアに帰っていくのが一般的な行動です。
近くの牛久沼や菅生沼にも冬に飛来してくる白鳥がいて、春先には遠いシベリアに帰っていく白鳥がいるとのことです。

しかし、中にはシベリアに帰らずにそのままこの牛久沼に居付き、通年この地で過ごす白鳥が牛久沼全体で30羽ほどいるそうです。
その中の一番い(2羽)が数日前にもこの河川に飛来してきました。

この河川の下流側に行くと毎年この地に居付いた白鳥が産卵、子育てをしている様子を見学することが出来、1か月ほど前には今年生まれた5羽の幼鳥(ヒナ)が親鳥と一緒に土手に上がって草を啄ばんでいるのを見ることが出来ました。

ただ、地元の人に聞くと、居付きの白鳥には縄張りがあるらしく、子育てが終わると親鳥は子供を自分の縄張りから追い出して、来年また新たに産卵、育雛を始めるのだそうです。

このことから、先日来近くの河川で見かける番(つがい)の白鳥もこの親から独り立ちして、新たに番を組んだ白鳥ではないかと思われます。
居付きの2羽の白鳥

こうした居付きの白鳥はもう飛ぶことが出来ないのではないかと思っていましたが、200mほど下流で実際に飛んでいるところを見た時はその迫力にびっくりしました。

その飛び方はというと、最初に大きく羽ばたいたかと思うと、羽ばたきながら水上を走りだし、助走をつけてスピードが出てから上空に舞い上がり飛翔するという飛び方、また水に下りる時は羽を広げて滑空をしながら羽と足でブレーキをかけてスピードが落ちたら羽をたたみ水上に浮かぶといった方法です。
また、飛び始めの羽ばたきでは「ドドドー」と大きな羽音がするため、近くで飛ぶ時の様子を見ているとその迫力には圧倒されてしまいます。

このように毎年、居付きの白鳥がどんどんと増えると、10年後には牛久沼全体で100羽ほどになり、湖畔のどこそこで誰でもが白鳥を見ることが出来るのではないでしょうか。

白鳥の横でカルガモが泳いでいるのを見ると、その大きさの比はカルガモとコガモの比よりもさらに大きいように感じます。

この白鳥も冬場にはこの河川のこの場所には姿を見せなくなりますから、冬場には牛久沼で過ごしているのではないかと思われます。

塒も進み、胸の羽毛の横符が段々はっきりと!

オオタカ・佐助が塒入りしてから概ね1か月半。

全体の換羽が順調に進んでいるものの、とりわけ羽毛の換羽が早く進み、今では若鷹独特の時の茶色い縦縞模様は殆んど見えなくなり、塒鷹の特徴である横縞の模様がはっきりとしてきました。

ただ胸の模様を見てみると横符の模様が大きいため、白い部分が少なくてあまり良い見栄えとは言えません。
まあ、ヨーロッパ系、特にフイニッシュ系のオオタカでは胸の茶色い横符が大きいのが特徴ではないでしょうか。

以前のオオタカ・疾風はウズベキスタン産でアジア系のため、黒っぽい横符が細く胸全体は真っ白のように見えましたから、それと比べると見劣りがするのもやむを得ないのかなあと思っています。
何となくがっかりで・・・。
塒中の佐助

尾羽も今では8本抜けてきており、初列風切り羽もあと2本ほど残っている状況で、当初思っていたよりも換羽が早く順調に進んでいるものと考えています。

この調子では10月一杯で塒が終わるのではと思いますので11月初めからフライトが出来るのではないかと考えます。
ただ、これからまだ残暑も厳しくなりますので暑さに対しては十分に注意が必要ではないでしょうか。

オオタカ・佐助、塒入り後の換羽も順調に!

6月下旬に塒入りしたオオタカ・佐助ですが、その後の換羽もどうやら順調に進んでいるようです。

塒入りしてからは、毎日朝にウズラ1羽、夕方にウズラ半身を与えていましたが、4日目からは夕方にもウズラ1羽を与えていたものの、だんだんと肉色が上がってくると餌の喰い方も鈍ってきました。

初めの頃はウズラを見ただけで羽をバタつかせて餌に飛びついてきましたが、今ではウズラを見てもゆっくりと近づいてきて嘴でウズラを咥える程度です。
また、夕方にウズラ半分を見せても全く知らん顔をして餌を無視するようになったため、今では夕方の餌をウズラ3分の1にして減らしていますが、それでも無視をしたような仕草のため佐助の横の架の上に置いてきます。
私の姿が見えなくなってからようやく食べ始めますが、その仕草は遊びながら仕方なく餌を食べているような感じです。

換羽の状況はというと、尾羽4本ほどは既に伸びてきておりまだ羽軸に包まれている部分が多いものの順調に伸びてきているようです。
背中、肩、胸の羽毛も順調に生え変わっており、尾羽もそうですがこれらの羽毛の色は、これまでの若鷹特有の茶色ではなく、幾分黒みを帯びているため新しく生えた羽は簡単に見分けがつきます。
塒入りの佐助

ただ、次列、参列の風切り羽は順調に抜けているものの、初列風切り羽は4~5日前からようやく抜け始めたようで幾分気になるところではありますが、まあ、順調に推移しているのではないかと思われます。

梅雨明けはまだだというのに、この数日間の暑さは毎日猛暑日かそれに近い気温のため人間でも堪えますから、鷹にとっては我慢の限界ギリギリの状況といったところではないでしょうか。
今は夕方の4時頃にたっぷりと水を飲ませ、5時以降にウズラ3分の1を与えています。

もう肉色が丸肉色の状態ですから、来週からは餌は朝のウズラ1羽だけにして状況を見てみようと思います。それと、折を見て丸肉色状態での体重も測定してみようと思っています。
この暑さも、この先2か月程度は続くのか・・・?

我が家の庭で営巣のシジュウカラ、今朝9羽が無事に巣立ちへ!

春先に庭の木のモッコクに巣箱を掛けましたが、3回はスズメに邪魔をされて営巣に失敗。

しかし、そのスズメも後ろの家の屋根瓦に営巣したため、今度は邪魔をされずに4度目で営巣に成功。

最初は枯れ草等を運んでいましたが、その後はコケ類を運び、産座には犬の毛を敷いてどうやら完了。

抱卵に14~15日、孵化後巣立ちまで18~20日とのことですが、親鳥の行動を見ていても、いつから抱卵に入ったかは中々見分けがつきにくいところ。
それでも親鳥の行動を観察していて何となく抱卵の時期を自分なりに見極めて孵化、巣立ちまでの計算をしたところ、巣立ちは昨日の7月1日の予定。

これまでにムクドリも営巣しましたが、ムクドリほどに大きな鳥では孵化後3~4日でヒナの鳴き声が聞こえますが、シジュウカラのような小さな体では人間がヒナの鳴き声を聞き取れるようになるまでには1週間以上の期間を要します。

ヒナの鳴き声も日に日に大きくなってきましたが、問題は蛇が来ないこと。
「百円ショップ」でヘビの忌避剤を買って巣の回りに並べておきましたが、どうやらそれが功を奏してか今回は蛇に飲まれることはありませんでした。
巣立ち後の巣箱の中

今回は一切巣箱を開けませんでしたから、いったい何羽のヒナが育っているのか、巣立つまでは全く分かりませんでした。

私の予定では昨日だった巣立ちも、昨日はなかったので今日が巣立ちかと朝から楽しみにしていたところ、親鳥は餌を咥えたまま電話線に止まり激しく鳴いています。どうやらヒナに対して巣立ちを促しているようです。

今朝の9時過ぎに最初の1羽が巣から出て巣の前にある枝に止まりました。
まだ尾羽が伸び切っていないことと胸の羽毛が幾分灰色気味で、何となく幼さが残りまあとにかく可愛いこと。
その後、次々と巣から出て巣の回りの枝に止まります。5羽目のヒナは一旦躊躇いを見せて巣の中に入ったものの覚悟を決めてすぐに巣から出てきました。

その後も次々に巣から出て全部で9羽のヒナが巣立ちました。
最初に西の方角に飛んで行ったヒナを親鳥が追いかけると、ほかのヒナも次々と同じ方向に飛んで行きましたが、果たして親鳥が9羽全部のヒナの面倒を見られるのかと心配も脳裏を横切ります。

何処かでヒナを見失ったらしく、10分ほどして親鳥が再び巣に戻って鳴きながら近くを探していましたが、どうやら周辺にいないことを悟りその後は西の方に飛んで行きました。

まだ飛び方もぎこちなく、この状況ですべてのヒナが無事の育つのか一抹の不安もあります。
自然界にはハイタカ等の天敵もいることからただ無事に育つことを祈るばかりですが・・・。

午後から巣箱を外しましたが、幅12cm、奥行15cm、高さ18cmの小さな巣箱の中で、9羽のヒナが良くも育ったものかとびっくりしています。

ヒナの巣立ちを一緒に見ていた妻も、「無事に巣立ったのだから、私達にも何か良いことがありそう」とご満悦の様子。
それもそのはず、妻は5日前から昨日まで「ヘビよけ」のために毎晩巣の近くで御線香をたいてヒナをヘビから守っていましたから・・・。

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