兄ぃと呼ばれて

~セカンド・シーズン

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今日でめでたく古希(満70歳)に!

60歳で定年退職をしたのがついこの間と思っていましたが、年月の過ぎるのが早いもので、もうあれから10年が過ぎ今日めでたく古希を迎えました・・・?
70歳はまだ大分先と他人事のように思っていましたが、やはり歳の取ることの早いこと・・・。

歳を取るとそれだけお爺さんになるため、なるべく歳は取りたくないものですが、こればかりはどうにもなりません。
ただ、私よりも若い人が先にこの世を去った話を聞くと、こうして歳を取ることも元気な証拠として喜ばなくてはなりません。

5月には職場のOB会、県人会等の総会があり、毎年出席させて頂いていますが、そこでも先輩や私より年の若い後輩の物故者名簿を見る時、健康で、そして元気で総会に出席できることに感謝をしなければなりません。

猟期をとっくに過ぎた今でも、ほぼ毎日のように鷹を飛ばしてふれあいを楽しみながら散歩が出来るのも、健康の賜物だと思っております。
今年は5月末には塒入りをさせてやりたいと思っていますのでそれまでは・・・。

この歳になると、私の回りにも元気だと言いながらも膝が痛い、腰が痛い、腕が痛くて上がらない・・・といった話をご近所の方や鷹匠仲間から聞きますが、その点では私はとりあえず特段に体の痛いところもありませんので丈夫な部類に入るのかもしれません。

こう思うと、鷹を手に据えて散歩をしながら、時には「渡り」をして鷹とのふれあいを楽しんでいることが「元気の源」かもしれません。

これまでの健康に感謝をしつつ、これからも健康でいられるように願いつつ、可能な限り「鷹とのふれあい」を楽しもうと思っています。

菜の花、桜、桃の花も満開、そして鷹も春爛漫!

息の長い菜の花、3月下旬から咲き始め、今もしぶとく咲いています。
桜の開花と合わせて小貝川の堤防では右岸、左岸とも法面一面に菜の花が開花してその長さは1km以上。まだ桜の花が蕾の頃からこの菜の花を見ようと多くの御婦人方のグループが堤防を歩いておられました。
連綿と続く菜の花

桜の花はといえば、今年は例年に比べて3月に気温の低い日が多かったためか開花が遅れ、この地域では3日前に満開を迎えたものの、昨今の初夏を思わせるような気温の上昇、今日の強風でこの近辺では殆んどの花びらが桜吹雪のごとく散ってしまいました。
満開の桜

今年の花見と言えば小貝川の福岡堰、万博記念公園、農林団地のさくら通りと数多くのお花見会場に行きましたが、まだ花が3分咲の頃から開花を待ち望んでいた多くの人が開花を期待して出かけてきていました。

そして桜の開花と時を同じくして、私が住む団地の法面に植えられた桃の花も一斉に開花して団地の住民の目を楽しませてくれていますが、桃の花は桜の花よりは幾分開花してからの花持ちが良いようで、今日もまだ多くの花が咲いています。
団地斜面に咲く桃の花

そしてハリスホークの宙ちゃんやオオタカの佐助を飛ばすときも、最初はこの桃の木の枝に一旦止めて、私が農道まで歩き距離を取ってから手に呼んでいます。

ただ、私も年のせいか毎日2羽の鷹を飛ばすことが体力的にしんどくなってきており、最近では、オオタカはほぼ毎日飛ばしていますが、ハリスホークは1週間に2回飛ばす程度に抑えています。

今日もお昼頃は夏日のような暑さでしたが、午後3時を過ぎて風は強く吹いているものの気温が随分と下がってきたので、これからオオタカの佐助を飛ばしに行こうと思っています。

蒼鷹(幼鳥)の佐助にとっては今シーズン、見るもの全てが初めての体験となるため、秋の紅葉、落葉から冬の落葉樹、そして春の花模様の木々から新芽が芽吹き、新緑で萌黄色に染まった木々を自由に飛んで、ほぼワイルドオオタカと同じように、日本での四季を体感させてやろうと思っています。

再び落とした発信機も、強風に恵まれて2日目に回収!

前回、初めて発信機を落としたため、その後は電池を新品に交換して注意をしながらオオタカ・佐助を飛ばしていましたが、一昨日の午前中に再び発信機を落としてしまいました。

飛ばしに出掛ける時には必ず発信機装着の確認をしていますが、テールピースが斜めに着いていることもあり、フックが確実に入っているかどうかは、右側は人差し指で確認できるものの、左側は隣の尾羽と接近していることもあり親指での確認がし辛いこともあります。

一昨日も確認したつもりでしたが、おそらく左側のフックが確実に掛かっていなかったのではなかったか。

飛ばし始めて間もなく佐助の尾羽の発信機が無くなっていることに気づき、その時点でフライトを中止して家に戻り、発信機の探索に出かけました。

受信機で電波を拾いながら進めていくと、落下場所はどうやら農道と反対側の斜面であることが分かり、農道から田んぼを歩きながら斜面に向かって進んでいきました。
受信レベルが3から2へと近づいて行ったものの、近づくにつれて受信音波が弱くなってきます。
私は当然、発信機は地上に落ちているものと思い込み近づいていきましたが、近づくほど電波が弱くなっていき「おかしいな?」と思いながら受信機を上に向けると急に受信音が大きくなり、レベル2で大きく反応しています。
一旦農道まで戻り再度電波を拾ってみたものの結果は同じ。

落とした発信機はどうやら木の上の枝葉に引っかかっているようです。
受信機で丹念に調べたところ、発信機は斜面に生えている大きな「カシの木」の葉の上にあるようです。
斜面中ほどに生えた直径30cmほどの大きなカシの木の大木。斜面の田んぼ側には大きな枝が3本ほど出ており、どの枝にもたくさんの葉が繁茂しており上の枝なのか下の枝なのか、どの枝に落ちているかはわかりません。
ただ、受信レベルが2から1に落とすと急に電波が拾えないことから発信機は一番上の枝葉に引っかかっていることが想像されました。

一旦家に戻り、長靴カバーと「引っ掛け棒」をもって再び斜面の現場へ・・・。
幅90cmの水路を渡り斜面に上ろうとしますが、この斜面、相当の急勾配で何かに掴まらないと簡単には登れません。

何とか周囲に生えている笹や若木に掴まりながら上に登り、引っ掛け棒で枝を大きく揺すり受信機で探索したものの電波の発信源はさらにその上に・・・。
念のため、カシの木の横から斜めに伸びている木に登り、先端部分で大きく木を揺すってみるものの発信機が下に落ちた気配はなし。

登った木から下を見てみると落差は5mほどもあり、そのすぐ横にはコンクリート製の水路が見えます。
一旦落ちると大怪我をするどころか打ち所が悪いと命を落としかねません。
そんなことから、これ以上危険を冒してまで木に登ることは諦めて自然に落ちることを運に任せるしかありませんでした。
発信機よりも身の安全が第一ですから・・・。

野鳥が枝に止まった反動で落ちるか、強風で枝が揺れて落ちるかを神に祈るだけ・・・。
これでは10mほどの長さの竹竿でもないと発信機を振り落とすことが出来ません。

一旦探索を諦めて夕方にもう一度現地に行ったものの結果はやはり同じだったため当日はそのままで終わりました。
回収した発信機

昨日の午前中にも探索に行ったものの、やはり結果は同じで探索は終了。
ただ、丸1日を経過しているので発信機の電池が消耗してなくなっているのではと心配しましたが、受信機の受信音は「ピッ、ピッ」といつものようにリズムよくなっていたので安心したところです。
ただ、この時点で発信機の探索を諦めて、現場から携帯で発信機の注文をしたところですが、電話は繋がったものの社長は現在外国にいるとのことでしたので帰国後改めて注文することにしました。

午後からハリスホークを飛ばしたものの、強風で煽られてしまいフライトにはならず、「渡り」を数本しただけで終了。

夕方の5時頃に、午後から強風が吹いたため一縷の望みを持って最終の探索に出かけました。
農道まで来て受信機のスイッチを入れながら斜面に近づいていくと、これまでとは違った電波音が鳴っています。
どうやら、電池が消耗しているようで受信音もこれまでのような元気がなく「ピッ、ピッ」という受信音のインターバルがかなり長くなっていました。

それでも、これまでは斜面に近づくと遠くなった電波音も、今回は斜面に近づくにしたがって段々と強くなってきて、水平に保っても地上でもかなり強くなっています。
私は一瞬、「これは風で地上に落ちた」と直感しました。
水路の前まで来ましたが、レベル1でも反応しており、水路に向けても反応しています。
私はてっきり水路に落ちたものと思い、水路に下りて探索したものの水路の下では反応がなくなってしまいます。
一旦水路の上で慎重に探索してレベル0での反応を見てみました。やはりこの30cm以内の近くにあると確信して水路横の斜面の枯れ草を慎重にどかしながら探索をしていましたが、さらに範囲を狭めようと土手に置いていた受信機のスイッチを入れ直そうとして振り向いたとき、首筋に細い枝のようなものが触りました。
細い枝かと思って見てみると、なんと発信機が斜面と水路の脇に生えている細い新芽の枝に引っかかっているではありませんか。
{見つけたぁ~}と思った瞬間に心の中が安堵に変わっていくのが感じられました。

今回の状況を想像すると、一昨日に落ちた発信機は一旦カシの木の繁茂した枝葉に引っ掛かっていたものが、昨日午後の強風で枝葉が大きく揺すられたことにより下に落ちたものの、水路と斜面脇に生えている小さな新芽の枝に発信機のフックが引っ掛かっていたのではないかと思われます。
これは、「運が良かった」の一言に尽きるのではないでしょうか。
とにかく今回も無事に発信機を回収することが出来てホッとしています。
また、発信機の電池も新品であれば持続時間が丸2日間ほどは持つのではないでしょうか。

「渡り」の最中に落とした発信機ですが、正味1時間の探索で無事回収!

日曜、月曜と2日間の悪かった天気も回復し、昨日は3日ぶりに宙ちゃんと佐助を飛ばしました。

午前10時過ぎ、最初にハリスホークの宙ちゃんを飛ばしたものの、農道脇の水路で早々とガマを掴まえたのでその時点でフライトを終了。
昨日は朝から気温が上がり、午前10時頃には風よけのヤッケを着るまでもなくどんどんと気温が上昇して4月中旬頃の暖かい天気。

今年はガマの出没が例年よりは遅いように感じられたものの、昨日は朝から気温が上昇したため農道脇の水路には沢山のガマが出て「グゥ、グゥ」と鳴きながらオスがメスの上に乗り掛かり交尾をしていました。
水路内でガマを掴んだ宙ちゃんを一旦農道に上げましたが、ガマを食べ始めようとしたためすぐに据え上げてその時点でフライトを終了して家に戻りました。
このガマの交尾も2~3日で終わりその後はまた静かな日常に戻ります。

家に戻ってから、今度は佐助のフライトの準備をして再び農道へ・・・。
猟期終盤には発信機を付けずに狩りをしてロストしたことがあったため、その後は家の近くでのフライトでも必ず発信機を着けることにしています。

昨日も発信機を装着して、発信機のフックが確実に掛かっていることを指で確認して出かけました。

1時間ほどのフライトを終えて家に近づいたため、発信機を外そうと尾羽に手を当てると、本来そこに着いているはずの発信機が着いていません。
いつもはフライトの途中でも、時折尾羽を見て発信機の有無を確認しているのですが、昨日は気候も良かったためかフライト途中での確認を怠っていたようです。

もうすぐ昼食という時間ではあり、昨日のお昼は外食にすることを前々から妻と約束していたこともありましたが妻にその旨を話し、とりあえず発信機の探索に出かけました。

農道に出てから受信機のスイッチを入れて歩きましたが、意外と近くで発信機が外れたようで、受信機の反応が3のレベルまで近づきました。
ただ、私の使用している受信機も9年目を迎えており、昨年からはオートでの機能が故障したため、その後はすべてマニュアル機能で使用しています。

農道でレベル3の感度で電波を拾ったため、そこからは慎重に探索を始めたものの、農道横に幅、高さ共90cmの水路があり、受信機のレベルが2になった先は水路越しの林の中。
私は水路を超えて林の斜面を念入りに探索したものの発信機は見つかりません。
受信機を電波の強い方向に向けてもレベルを1にすると発信音が消えてしまいます。

こんなことから一旦、猛禽屋の藤田店長に電話をして探索のコツを教えてもらったものの見つからず、何となく水路の中から電波が来ているようにも感じられました。
いずれにしても探索から30分ほど経過していたので、発信機はこの場所の半径1m以内にあると見当を付けて一旦家に戻りました。

昼食と買い物を済ませて午後2時過ぎから再び発信機の探索を開始。
午前中の探索で農道の土手や斜面の落ち葉、枯れ枝等を相当踏み付けていたので午後からはそのことを踏まえてさらに慎重に調べました。

水路内に受信機を向けるとやはり強いレベル2の電波反応があったため、一旦水路内に下りて前後1m以内の範囲の枯れ葉、細い枯れ枝を指で慎重にさらって調べたものの見つかりません。
狭い水路内でしゃがんでばかりいたために腰が痛くなったので一旦立ち上がったのですが、立ち上がった瞬間に受信機の電波音がさらに強くなり・・・。
「やはり地上にあるのか?」と思い、強い電波の方向を丹念に調べ、レベルを2から1に上げても強く反応しています。
「この近くだ」と思い、受信機をそのままの方向にして、その付近を丹念に調べてみると受信機の30cmほど先に、枯れ枝に交じって発信機のアンテナ部分が見えます。「よぉ~し、とうとう見つけたぞ~」とようやく回収が出来て安堵しました。

発信機の本体部分はというと、土に半分ほど埋まって辛うじて白い数字が見えていました。
どうやら私があちこちと探している時に長靴で踏んでいたようです。
通算では正味1時間ほどの探索でしたが、一坪にも満たない狭い範囲での探索は結構骨が折れます。

それでもようやく発信機を見つけた時には、ホッとして体から張りつめていた緊張感が抜けていくのが分かりました。
これからは1フライト毎に発信機有無の確認をしなければ・・・。

これまでも狩場で「発信機を落とした」という話は何回も耳にしていましたが、まさか自分が落として探索することになろうとは夢にも思いませんでした。
佐助は猟期を終えて今も日々飛ばしているにも拘らず、まだまだ木の枝に止まる技術が成っていません。どちらかと言えば下手な方かも・・・。
尾羽の真ん中の5本が欠損していることにも原因があるのかもしれませんが・・・。
その点、網懸の疾風は最初から飛び方、枝への止まり方が上手だったような気まします。

佐助は今ではどんどんと木から木へと枝伝に私の後に着いてきますが、常緑樹に潜り込んだ時には体に枝葉が当たり「バサバサ」と大きな音を立てることがよくあります。
昨日のフライトでの発信機の落下も、このようなことが原因で落ちたのではないでしょうか。

塒を終えての飛翔予定は10月末、12本の尾羽が綺麗に揃った時にはどのような飛翔を見せてくれるのでしょうか。

妻は「あんな黒い小さなものじゃ絶対見つからない。また新しい発信機を買えば・・・」と簡単に言ったため、私は「新しい発信機は3万円以上、受信機は10万円以上もするよ」と値段を告げると、妻は「何、そんなに高いの。それじゃ道楽じゃないの・・・。私が我慢している服が何着も買えるじゃないの」と、怒り心頭。
まったく、やはり鷹を買うことは道楽なのか・・・?
私はペットで家族の一員だと思っていたのに・・・。

佐助がワイルドオオタカと、あわやの掴み合い!

一昨日のことですが、いつものように団地下の農道で佐助の「渡り」をしていた時のことです。

谷津田の反対側の斜面の上に生えている高木落葉樹の高い枝には20羽ほどのカラスが止まっていました。
「カァーカァー」と鳴きながら、回りの杉林の上を旋回して頻繁に飛び交っていました。

最初は、この杉林に野生のオオタカでも逃げ込んだのかと思っていましたが、仮に逃げ込んだ場合には、カラスはもっと強烈に警戒してオオタカを追い出しているはずだと思い、結局は繁殖時期に来ているためにカラスが騒いでいるものと思っていました。

これまでも、カラスは私が佐助の「渡り」をしていても初めのうちは警戒して2~3羽が飛んできて上空で鳴いていますが、人間が佐助を飛ばしていることを知っているためか、すぐにいなくなります。
一昨日もカラスがいることを承知で佐助の「渡り」をしていましたが、案の定、最初は少し騒いでいたものの、その後は佐助をテリトリーから追い出すわけでもなく、無視したかのように自由気ままに飛んで騒いでいました。

こうして農道を歩きながら「渡り」をしていましたが、カラスから100mほど離れた場所に来た頃には、カラスが三々五々に飛び散って10分もすると全てのカラスがその場から飛び去って何処かへ行き、高木落葉樹からは1羽のカラスもいなくなってしまいました。

私はその後も佐助の「渡り」を続けていましたが、先ほどまでカラスが止まっていた木の近くで「渡り」をしていた時ですが、向い側の斜面の大きな木に向かって佐助が飛んでいた時に、突然、反対側の斜面に生えている杉の木の中から1羽のワイルドオオタカが佐助に向かって飛び出してきました。
私はすぐに野生のオオタカと分かったため、「ウオ~、ウオ~」と大きな声を出して驚かせるとともに警戒させようとしましたが、佐助とワイルドオオタカは真正面でぶつかるような体勢になり、一瞬ですが掴み合ったようにも見えました。
しかし、2羽とも1~2mほど同時に上空に競り上がったため、掴み合いは何とか免れました。

佐助が掴みに行ってワイルドオオタカがかわしたのか、またはその逆だったのかはわかりませんが、ただ、2羽が同時に競り上がった時にワイルドの方が若干高く競り上がったことを思うとワイルドオオタカがかわしたのではなかったか。
また、競り上がった時には胸や翼の内側が真っ白な美しい色をしていましたのでオスの成長だということも確認できました。

こうして2羽が競り上がった後に、佐助はどんどんと反対側の斜面に向かって飛んで行きましたが、ワイルドオオタカもヒラリと身を翻して再び佐助の後を追って飛んで行き、2羽はほぼ同時に杉林の中へと消えていきました。

私は「しまった。ワイルドオオタカに掴まれたか」と一瞬思い、さらに大きな声を上げて、消えた場所に向かって全力で走っていきました。
斜面下の水路の所まで来てもう一度大きな声を上げた後に、耳を澄まして鳴き声が聞こえないかを確認しましたが、全く鳴き声は聞こえません。

オオタカ同士が掴み合いをすると、掴まれた方のオオタカが「キィー、キィー」と鳴きますので、仮に掴まれていれば鳴き声が聞こえてくるだろうと思っていましたが、斜面上の森は全く静粛そのものでした。
私は幾分ホッとして佐助の探索のため、幅90cmほどの水路を渡り斜面を登っていきましたが、斜面を登り切ると前方でガサガサと落ち葉の鳴る音が聞こえ・・・、「佐助か」と思ったもののそこにはオスキジの逃げていく姿があっただけ。

斜面の上で全方位に耳を澄ませて鈴音を聞いていましたが、周りは全く静粛の中。
そうこうしていると右手の遠くから鈴の音が聞こえたかと思うと、鈴の音は段々と近くなり、佐助がこちらに向かって飛んでくる姿を確認するや、佐助は私の横の杉の木の枝に止まりました。
「おお~、佐助、良く戻ったなぁ」と、これまでの心配がどんどんと喜びに変わっていく自分がはっきりと分かりました。

通常、カラスは自分の縄張りに猛禽が入ってきた場合には、猛禽を縄張りから排除しようとして複数で攻撃をして「縄張りから追い出すもの」と思っていましたので、これまでは「カラスがいればその付近に猛禽はいないもの」と思っていましたが、「必ずしもそうには有らず」ということが分かりました。

ただ、今回は私が行った時には既に多くのカラスが杉の木の近くの大木に止まって騒いでいたということは、杉林に逃げ込んだワイルドオオタカを追い出している途中ではなかったのかとも思われて・・・。

いずれにしても無事に佐助が戻ってきましたので、今後は十分周りに注意して飛ばそうと思っています。

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