兄ぃと呼ばれて

~セカンド・シーズン

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今年はシジュウカラの巣箱がスズメに乗っ取られて失敗に!

昨年,シジュウカラの巣掛けをして10羽程のヒナを返して成功したので今年も巣掛けをしましたが、今年はどうやら失敗した様子。

今年も3月中旬、庭のモッコクの木に昨年使用した同じ巣箱をシジュウカラの営巣のために掛けました。
掛けて翌日にはシジュウカラが番いでやってきてメスが巣箱の中に入って様子を見ていましたが、翌日も同じように巣の中に入っていました。

このような状況のため、今年もシジュウカラが巣箱を気に入ってくれて営巣を始めようとしていたようです。

ところが3日目にはスズメが巣箱を横取りして中に入ったため、どうやらシジュウカラは巣箱での営巣を諦めたようです。
一旦巣箱を横取りしたスズメは、その後毎日巣箱の中に巣材を運び、それ以降シジュウカラは全く姿を見せなくなってしまいました。

今年スズメに営巣されると来年もまたスズメに営巣されることが確実なため、一旦巣箱を木から外してしまいました。
巣箱の中を開けてみると深さが17cm程の巣箱の中は、上の蓋の部分まで藁や芝生の切れ端等の巣材で満杯になっており、入口から底の部分近くまで直径5cm程のトンネルのように通路が作ってあり、一番下に幾分広くなった空間が作られて、その部分が産座になっていました。
手を伸ばして産座を探ってみると、そこには卵が2個産んでありようやく産卵が始まった時期でもありました。
しかし、一旦外した巣箱を再度設置してもスズメはその巣箱を放棄するだろうと思い、結局巣材は全て捨てて一旦巣箱の中を掃除してきれいにしましたが。

昨年も同じ巣箱を使ったのですが、昨年は成功してなぜ今年は失敗したのかとその原因を追及して見ると、巣箱の入り口の穴が幾分大きくなっていました。
原因は蓋の板の部分が幾分上に反っており、このため入り口の縦の部分が32ミリと広がっていたのです。
入り口の穴は丸ではなく四角だったため、僅か2~3ミリ大きくなっただけでスズメが入ることが出来たのでしょう。

このため、入口の穴のある前面の板を取り替えることに・・・。
今度は四角い形状ではなく丸穴とすることに決めました。
穴の直径は28ミリの大きさ。500円玉の大きさが直径26ミリ程のため、500円玉を定規にして28ミリの円を書き、糸鋸で線に沿って丸く切断しましたが、どうしても線の外側で切るようになってしまい、また幾分ズレも出来たため、出来上がった穴は狭い所で28ミリ、大きいところでは30ミリの幾分楕円になってしまいました。

しかし、四角と丸とでは鳥の入るスペースも大きく異なるため、今度はきっと大丈夫。
こうして出来上がった新しい巣箱を4月の初旬に再度同じ場所に掛けましたが、一旦巣を取られたスズメは警戒してかどうかわかりませんが、一度巣箱の中に入ろうとしたものの入口の穴がこれまでよりも狭くなったため、どうやら諦めたようです。

こうしてシジュウカラが来るのを待っていましたが、これまでシジュウカラは毎日来るものの全てオスばかり。というか、毎日同じオスが来ているようです。オスが来て巣箱の入り口に止まり中を見ているのですが、肝心のメスとの番いが来ません。
4月上旬では、全ての番いが既に何処かで営巣を始めている時期でもあり、今我家に来ているオスはメスと番いになりはぐれた、いわゆる「あぶれオス」、「はぐれオス」ではないのでしょうか。

ただこのオスは毎朝6時前から我家の前の電線に来て止まり、1日に3~4回はメスを求めて鳴いています。
きっと「ここに良い巣があるぞ~」とばかりにメスに訴えているのでしょうが、全てのメスは既に番いを組んで営巣、抱卵、子育てをしている時期のため、メスが来ないのではないかと思われます。
そう言えば、毎日ハリスホークとオオタカを交互に飛ばしていますが、研究所周辺や谷津田の斜面の林でも結構メスと番いになれなかった「あぶれオス」の鳴き声が方々から聞こえてきます。

ただ、毎日家の電線の上で鳴いてメスを呼ぶ姿はあまりにも健気なために、中々巣箱を外す気にはなれず、5月中旬頃まではこのままにしておこうと思っていますが・・・。
それにしても、今年もシジュウカラの営巣、子育て、巣立ちを楽しみにしていたのですが・・・、嗚呼残念なり。

ただ、今年が駄目でもまた来年の営巣に期待して楽しみが増えた様な気がして・・・。

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