兄ぃと呼ばれて

~セカンド・シーズン

Articles

カモ狩りで出掛けてキジをゲット!

昨日の11月28日は、数字のゴロ合わせで「いい庭」の日。

このため、妻は前以て計画していた通り、朝から友人と共に東京都立庭園の「六義園」と「小石川後楽園」へ紅葉を見に出掛けたため家には私一人が残り・・・。

早々に家の片付けをして近場へカモ狩りに出かけました。
これまでコガモは獲っているもののカルガモの捕獲に至ってはまだ1羽のみ。
カモ狩りのステータスよりも貧乏人育ちの私にとっては食味優先に考えるとやはりボリュウム感のあるカルガモが欲しいところ。
そんなこともあり、今回はコガモを狙わずにカルガモ1本に絞って出掛けました。

午前10時過ぎに家を出て、早速いつもの場所に到着してスタンバイ。
前回バランスを崩してカルガモに逃げられた場所を目指して、早速上流側に歩き始めました。
オオタカ・疾風が水面を見てカモを物色しています。歩いて行くうちに疾風の足が急に力強くギュっとエガケを握ったので、前方を見て見ると水面には数羽のコガモの群れが泳いでいるのが見えました。
しかし、私は知らん顔をしてその場所を通り過ぎましたが、疾風は「いつ投げてくれるのか」と今にも飛び立ちたそうな仕草を見せていました。
私は、「カルガモに当てるまではコガモは我慢」と疾風に言い聞かせて更に上流側へと歩いて行きました。

この間にも所々で4つ程のコガモの集団を見つけましたが、いずれもやり過ごして更にカルガモを求めて上流へ・・・。
しかし、いつもの最上流まで来たものの右岸から見える場所ではカルガモの姿を見ることは出来ませんでした。

今度は左岸を下流側に向かって歩き始めましたが、コガモの群れはいくつも見えますがカルガモの姿はなかなか見つかりません。
そうして全体の半分程歩いてきた時、右岸からせり出している木の下に2羽のカルガモが隠れるように泳いでいるのを発見。

しかし、この場所は幾分右岸側に川の流れが蛇行しているのか、やたらと遠く感じられます。
前回の失敗もあったので今回は十分足場を確認して土手を下り始めたところ、私は全く気が付きませんでしたが、カルガモの5m程下流の枯れ草の溜まりの場所にいた4~5羽のコガモは一斉に飛び立ち、疾風は飛び立ったコガモを目掛けて羽を割ってしまいました。

私は当然カルガモしか頭になかったので一旦バタついた疾風をなだめたのもの、このバタつきでまだ泳いでいるカルガモもそわそわと警戒して動き始めました。
まだ堤防を2m程しか下りていませんが、これ以上下りればカルガモが警戒のあまり早々と飛び立ってしまうのではないかと思い、その場で疾風が落ち着くのを待って気合い一発、飛び立った瞬間に疾風を羽合わせました。

一旦土手の斜面に沿って飛んだ疾風は一旦上向きになり遅れて飛んだカルガモを見事エアーキャッチ。
キリモミ状態のようにそのまま川の中へドボ~ンと落ちたため、私は土手を駆け下りて水際まで行きました。最初は水面でカルガモと格闘して大きくバタついていた疾風が急に静かな泳ぎになり・・・。
「うっ、バラシたか?」と思った瞬間に10mほど上流で水面から顔を出したカルガモにまんまと逃げられてしまいました。

しかし、逃げられはしたものの疾風のこの日の追い、エアーキャッチの醍醐味を見ることが出来、心残りはあるものの疾風の追いには十分満足したところです。

びしょ濡れになった疾風の羽を拭きながら、ゆっくりと歩き始めましたが太陽は出ておらず、風もないので羽の乾きが遅い。
一旦土手に腰を下ろして、疾風は尾羽と風切り羽を「ハの字」に開いて乾かしていますが、胸の羽はタオルで大方の水分を取った後に指で揉みながら乾かします。
9分通り乾いたところで再び下流に向かって歩き始めましたが、その後はカルガモの姿はなし。
駐車しているところの2つ手前の橋まで来た時、昨年この辺りの場所からキジが出てゲットしたのを思い出し、今回ももしかしてキジが潜んでいるかも・・・と淡い期待を抱いて2mほど下のまだ腰ほどの高さまでに雑草が茂っているボサを歩き始めました。
足で雑草を掻き分けるように10m程歩き進むと、その10mほど先からキジがドドドッと大きな羽音を立てて飛び立ちました。
素早く反応した疾風が追い始めましたが、一旦距離を縮めたように見えたもののキジは左に旋回してどんどんと逃げます。疾風は田んぼすれすれの高さで追うもののその距離は段々と離されていきます。
「嗚呼、逃げられたか」と思ったのも束の間。キジはそのまま廃屋の雨戸に「ドォ~ン」と大きな音を立てて激突して真下に落下。

すぐ後を追っていた疾風がキジに猛然とダイビングしてキャッチした様子。
それを確認した私は、廃屋の民家までの約100m程の距離を走って駆けつけましたが、キジはまだ虫の息程の息があり、時おり足をバタつかせて何とか逃げようともがいています。
疾風はガッチリと頭を掴んでいるためキジはどうすることもできませんが、私がキジの羽を組んで足の関節を伸ばしたため全く身動きが出来ず。
廃屋の敷地から出て隣の空き地で首蔓、そして一番おいしい生血をたっぷりと飲ませ、ようやく据え上げて車に戻りましたが、その間疾風はキジが気になって仕方がない様子。
キャッチではなく激突で獲ったとはいえ、やはり獲ったことに違いはないのではないでしょうか。
オオタカの迫力ある厳しい追いがあったからこそ、その圧力に負けたキジが逃げ場を見失い激突したものであり、仮にも追いに迫力、恐怖感がなかったならばキジは悠々と障害物を超えて楽々と逃げていたのではないでしょうか。

初めはキジを右手にぶら下げて歩きましたが、なんとキジの体重の重いこと。カルガモと同じくらいの重さか。
暫く歩くと右手が痺れるほど。このため、土手に生えている幅の広い草の葉で首蔓を巻き、腰のベルトに首を挟んでぶら下げるように歩きましたが、今度は歩くたびにキジが揺れて中々歩きづらい感じ。右手でキジの揺れを抑えながら何とか駐車している所まで戻ってきました。

目標にしていたカルガモは獲れなかったものの、キジをゲットできたので気持ちはルンルン気分で帰途へ・・・。
妻が東京に出て帰りが遅くなるとのことで写真が獲れないため、団地のはずれで羽をむしり、腸を取り除き、首蔓、羽を解体して家へ・・・
ガスコンロで残った羽毛を焼き出刃庖丁で解体処理。
胸肉、モモ肉までは食用としますが、すね肉は口餌用としています。砂肝は晩酌用のお刺身に。丸(心臓)とレバーは餌として与えています。

一般にジビエ料理としては猟師が獲ったクマ、イノシシ、シカ等の肉を言いますが、私達が「鷹狩り」で獲った獲物も食用にすれば立派なジビエ料理と言えるのではないでしょうか。

私としては、カモは鍋料理よりも「唐揚げ」が一番おいしく、キジでは唐揚げで食べたことはありませんが「キジ御飯」が最高と思っています。

Paging Navigation

Navigations, etc.

About This Website

/ まとめ