兄ぃと呼ばれて

~セカンド・シーズン

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友人からオオタカを借りて調教を開始!

昨年オオタカ・疾風を亡くして以来、ハリスホークの宙ちゃんを飛ばして気を紛らわせていたところでした。

そんな折、今月の15日に猛禽屋へ行った時に偶然にも同じ仲間の「トウリョウ・柴崎」さんとお会いしましたが、彼と日常の挨拶、会話をしているうちにトウリョウ・柴崎さんから「田村さん、俺のオオタカ使っていいよ」と言われました。

「トウリョウ・柴崎」さんは、現在オオタカ(弟鷹・メス)とハヤブサ3羽を持っており、今年はハヤブサの調教に忙しいためオオタカを飛ばす時間的余裕がないとのことで、私がオオタカを亡くしたことを知っていたため、私の心理を読み取って好意的に声を掛けて頂いたものと思っています。

これまでオオタカを据えていたものの、突然オオタカがいなくなって寂しい思いの日々を過ごしている私にしては、天国から天使が下りてきたように胸が躍るような話に嬉しく感じたところです。
柴崎さんが所有するこのオオタカ、名前は「ビッグマウンテン」と言うそうですがインプリントのために元々おとなしい性質のオオタカとのこと。
このため、フル体重とは言いながらも簡単に柴崎さんの手に乗ることが出来、この日に早速体重計に乗せて見ましたが、フル体重で1220g程とのこと。
ただ、これまでの餌やりの状況を考えても1300gを上回ることはないとのことでした。
また、「渡り」の体重は1050g、「狩り」で使う体重は980グラムとのこと。

早速、当日に私が据えても全くバタつくことはありません。そんなことから当日にはとりあえず私が猛禽屋周回コースの約4キロを1時間半かけて据え回しをして見ました。しかし特別バタつくこともなく途中に3回程バタ着くことはあってもエガケの上で「体振い」することも3回ほどあっておとなしく据えることが出来ました。

17日にも猛禽屋に行き「ビッグマウンテン」を据え回しをしましたが、幾分バタつくことがあっても後半はおとなしく手に据わっていたため、私としては大いに気に入ったところでした。

家に帰って妻に柴崎さんとのいきさつの一部始終を話したところ、妻からは「人様の大事にしている高価なオオタカを使って、もしものことがあったらどうするの」と猛反対されました。
そんなこともあり、その後3日間は猛禽屋に通いつめて「ビッグマウンテン」の据え回しをしました。
毎日オオタカを据えるため猛禽屋に通っている私を見て、ようやく妻が「そんなにオオタカを据えたいなら、毎日猛禽屋まで通うのも大変だから家に連れて来ても良いわよ」と許可を得たところです。
オオタカ・ビッグマウンテン

こうして21日には柴崎さんの了解を得て「ビッグマウンテン」を我家に迎えました。
我家に連れて来て環境が変わったオオタカ・ビッグマウンテンにしてみれば、その日は全く落ち着かない様子。
その後も、朝夕の雨戸の開け閉め、家のドアを開けての出入り、植木のビニールハウスの開け閉め、メダカの蓋の開け閉め、コウモリ傘の天日干しの時の開閉時等、我家での私達の動作の度にバタつく始末。
それでも私の顔だけは認識しているようで家に連れて来た日以降は全く動じることはありませんでした。

今日で我家に来てちょうど8日間が経過しましたが、ようやく我家の環境に慣れてきたようですが、まだまだ完全に慣れていないようです。しかし、4日前からは顔を後ろに回して羽の中に入れて眠るようになりました。
家に連れて来ても最初の3日間は餌のウズラを見せても肉色が高いことと緊張のために全く見向きもしません。
しかし、4日目からはウズラを少し食べ始めたところです。
肉色は高いとはいうものの、これまでの「据え前」は柴崎さんでしたが、これからの「据え前」が私であることを認識させるためにも、私から餌を貰えるということをオオタカにインプリントさせる必要があるため、毎日少しづつ(ウズラ6分の1)与えています。

基本的には出来るだけ据え回しをすることを心掛けていますが、3日前には冷え込みが一番厳しかったのですが「夜据え」を2時間行い可能な限り調教に時間を割くようにしています。
日中の据え回しでは時々「クアー、クアー」と小さな声で鳴きますが、表情を見ていると嫌がっている様子もなく、その原因は良く分かりませんが・・・。

今日は「据え回し」の中で、初めてキジの羽蔓の「口餌」を掛けて見ました。
詰めを開始してから今日で10日目、詰めが効いてきているようで羽蔓を見せると「クアー、クアー」と小さく甘えるような声で餌をおねだりしていることがはっきりと仕草に現れています。

フル体重から計算すると最低でも850g位まで体重を落とさなければならず、今日現在でもまだまだ肉色は高い状態にありますが、これまでの柴崎さんが飛ばしていた実績、今日口餌を掛けた状況からすると、あえて体重を落とすこともなく、早ければ今月末には「振り替え」が出来るのではないかと思われます。
ただ、肉色はまだまだ高くメタボな状態ですから飛ばすにはもう少し時間(日数)がかかるかも・・・。

しかし、これまで「疾風」を据えていた時は据え下(体重)はせいぜい550g~600g未満。それに比べると今回のビッグマウンテンは約1200g。
体も大きいが、足も、歩幅大きくとにかく全体がやたらとデカイ。
約2倍の体重のオオタカを据え回ししているとその重さはズッシリと左手に効いてきます。
2時間の据え回しでは相当腕が疲れますが、その疲れが返って「オオタカを調教している」と言うことの実感を体感することが出来るのではないでしょうか。

このオオタカ・ビッグマウンテンは年齢でいうと11年目だとか。そのためか目はオレンジ色をしています。また、体全体はグレーっぽくはなく、むしろ若鷹のように茶色系のため何となく戸惑いを感じることがあります。
このことを妻に話すと妻曰く、「我家はオオタカの老人ホームではないからね・・・」と。
まあ、確かに狩りで使うオオタカのことを思うと人間でいえば「中年を過ぎて老人の一歩手」といったところなのでしょうが・・・。

まあ、とにかく人様のオオタカなのであまり無理をしないように調教を進めていき、「鷹とのふれあい」を楽しんでいきたいと思っています。

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