FC2ブログ

兄ぃと呼ばれて

~セカンド・シーズン

Articles

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

昨日、神隠しに合ったように忽然と私の前から消えた佐助、しかし今日無事に回収!

昨日は狩りに出たものの風が強いことに加え、全くカモの姿が見えず悲惨な1日となってしまいました。

最初に、いつものように近場の河川に行ったものの、思った以上に川筋は風が強くて、左岸を歩いている時は佐助を手に据えていても後ろから風に煽られてショッチュウバタついていました。
反対の右岸に移った時も向い風とは言いながらも、全く落ち着かない様子。

午後川は新規開拓のつもりで新たに小さな河川に行ってみましたが、カモの姿は全く見当たりません。
午前中もそうでしたが、ここの場所でも佐助が退屈しているだろうと思い、時々木に投げては遊んでいました。

午後も2時半を過ぎたころ、もう家に帰ろうと思い「最後の一投げ」のつもりで投げたところ、佐助は川筋に沿って下に飛んで行きました。
飛び始めて10mほどは下へ飛んで行くのが見えましたが、その先は萱が繁茂していて先が見えません。
しかし、30mほど先の土手に幾分大きな木は生えているため、当然その木に止まるだろうと安易に思っていましたが、歩いて行ってみるとその木には止まっていませんでした。
「おかしい」と思い、再度元に戻って掛け声と佐助の名前を呼んでみましたが全く反応はなし。
川に入っていくような滑空と、堤防から逸れて外に飛んで行ったような形跡がないことから、初めのうちは土手のボサの中に潜り込んでしまい「出て来れないのかも」と思い、今度は川の中に入ってその間を隈なく探したものの、鈴の音すら聞こえず全くの手掛かりがありません。

そうこうしているうちに時間が経過して日は西に傾き、段々と日は暮れてきました。
川の両側は田んぼと畑が続いており近くには林や家もなく、大きな木もないことから何処かに止まっているようなことも考えられません。
1時間以上川を捜索したものの全く反応がなかったため、午後4時頃からは100mほど離れた民家付近や林を中心に両岸を捜索したものの全く反応はなく結局日没を迎えてしまいました。

まったく「神隠し」に合ったように忽然と私の前から姿を消した佐助。
ただ、一番のミスは昨日は発信機を装着していなかったこと。これまでの佐助の反応からすれば、「これほど戻りの良い鷹は他にはいない」と思われるほど戻りが良かったため私も安易に考えて発信機を装着しなかったのが大きな間違いでした。

そして今朝は朝5時に起きて現地に着いたのが5時20分過ぎ。
まだ外は真っ暗でお星さまがキラキラと輝きお月様もまだ頭上にあり満月き近いような明るさ。気温もマイナス2度ほどの冷え込みです。
一旦コンビニで朝食を買い再度車の中で待つこと40分ほど。6時頃にはようやく東の空が赤くなり徐々に夜が明けてきます。
6時20分にはカラスが朝の一番鳴きを始めたため、ようやく朝が明けた感じ。
まだ完全に朝が明けたようには感じられませんでしたが、寒さ対策のために完全武装した服装で捜索を開始。中に沢山着込んではいましたがヤッケだけは昨日と同じもの。

車を降りると朝の冷え込みで、土の上は霜柱でバリバリと音がします。堤防の上の草は霜で白く光っており今朝の冷え込みは相当なもの。

左手には口餌を、右手ではルアーを回しながら大きな掛け声で堤防を歩き始めました。
左手はエガケをしているため寒さはしのげるものの、右手は素手のため寒さにより東証になるほどの冷たさ。
段々と明るくなってきて口餌を見てみると、霜が降りて表面は真っ白になり指で触ってみると肉が凍ってしまい動きません。
午前7時30分頃には幾分寒さも和らいできたようにも感じましたが、午前10時過ぎまで概ね半径200mの範囲を、口餌をかざし、ルアーを振り、大きな声を掛けながら捜索したものの結局は戻ってきませんでした。

警察署に遺失物届を提出して家に着いたのが午前11時過ぎ。
明日の朝もう一度捜索に行こうと思っていましたが、午後からは風もなく暖かく感じられたため、午後2時を過ぎた頃に妻と再度捜索に行くことになり・・・。
佐助は口餌でも反応は良かったものの、ルアーでは抜群の反応を見せていたためルアーは必携品です。

現地に着いて、妻に状況を説明していると急に風が出てきたもののまだ時間が早いためそれほど寒さは感じられません。
私は左手には口餌、右手にはルアーを振った今朝と同じパターンで、風が段々と強くなってきたので大きな声を掛けながら堤防を歩きました。
妻も方向を変えながら大きな声で呼んでいました。

そしてロストした場所まで来て360度方向を変えながら読んでいると、遠くの西の方角からカラスの鳴き声が聞こえてきます。
その方向を見てみると、カラスは何かを追いかけながら飛んでいるようで、どんどんとこちらの方に向かっています。
すると、私の背後からも2羽のカラスがそちらの方向に向かって鳴きながら飛んで行きます。

追われていた鳥は私の70mほど手前で右に旋回しながら国道408号の向こう側の民家の屋敷林へ逃げた様子。
旋回したときにオオタカだと分かりましたが、飛んでいる高度は30mほどの高さか。最初は佐助があんなに高く飛べるはずもなくワイルドオオタカがカラスに追われているものと思ってみていました。 
ただ、見た瞬間に何となく足革らしきものが見えたように感じたため、一瞬に「佐助だ」と思い屋敷林に向かって大きな声を掛けてルアーを回して呼び続けました。

屋敷林の上でカラス3羽が鳴き続けていましたが、そのうち木の天辺に止まった様子。
私が大きな声でルアーを回しながら呼び続けていると、杉林の黒いシルエットの中から何かがこちらに向かって飛んできます。カラスも一斉にその後を追ってこちらに向かって飛んできますが、国道を渡ったところであきらめた様子。
黒い杉林のシルエットからこちらに向かって飛んできた鳥の姿が段々と大きくなり50mほど手前で佐助だと確信しました。
佐助は弾丸のような速さでルアーに向かって飛んできます。私はあまりの嬉しさ、感動で頭の中が真っ白になったように思えました。
ルアーを軽く上に投げてやるとエアーキャッチして土手の上に着地。
それを50mほど後ろで見ていた妻も駆け寄ってきて「佐助、よく帰ってきたね」と感動することしきりです。

口餌で据え上げてようやく無事佐助を回収することが出来ました。
しかし、今日の佐助の飛翔を見ていると全くワイルドと遜色ない飛び方をするので改めてオオタカの身体能力を再認識させられました。
インプリントだから、そう高く、長くは飛べないものと思っていましたが、カラスに追われて飛んできたこと、旋回して逃げていった時の高さ、飛び方、速さには感動すら覚えたものです。

昨日はロストして中々眠れませんでしたが、今晩はゆっくりと眠れそうです。

トラックバックURL

http://ryansotamura.blog104.fc2.com/tb.php/438-73eb098d

この記事へのトラックバック

Paging Navigation

Navigations, etc.

About This Website

/ まとめ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。